先日、念願のミラーレス一眼(Sony α7ⅳ)を買いました。
Sony α7ⅳで写真を撮れば、瞳認識によるAF(オートフォーカス)で子どもの表情をがっちりとらえられるし、室内のような薄暗い環境でも高感度で色もしっかり撮れる!この10年の技術の進歩に写真を撮るたびに感動しています。
ところが!!! 大問題発生です。
写真のデータサイズが超大きいのです!
Sony α7ⅳの写真データサイズ
Sony α7ⅳの有効画素数は3300万画素です。
試しに写真を撮ってデータサイズを確認してみたところ、写真のデータサイズは下記になりました。(写っている映像によって多少サイズは変化します。)
- JPEG形式(Fine) 約16[Mbyte/枚]
- 圧縮RAW形式 約35[Mbyte/枚]
- 非圧縮RAW形式 約70[Mbyte/枚]
非圧縮RAW+JPEGという最も高画質に保存できる便利な組み合わせだと、写真1枚当たり100MByteものデータサイズになってしまいます!
例えば、紅葉を見いに家族でお出かけしたとします。そうすると、写真を100枚程度は撮影するのではないかなと思います。
写真100枚だとデータ容量は合計10GByteもの容量になってしまいます。
100回お出かけしたとしたら、合計1万枚の写真で、1TByteものデータ容量になります?!
Sony α7ⅳは4K動画もキレイに取れるので、動画撮影もこれから増えていくことを考えると、1年で恐ろしい量のデータ容量になりそうです(;’∀’)
何をいまさら?という話なんですが、10年以上前に発売されたEOS 7Dを使ってきた私は驚いてしまいました(^_^;)
PCのHDD容量が足りない(現在2TByte)
私が写真を入れているメインPCには、データ専用のDドライブとして2TByteのHDDが搭載されています。しかし、過去10年以上分の写真データや動画データが入っており、残り容量が300GByteしかありません。
RAW+JPEG(100MByte/枚)で換算すると、残り3,000枚しか保存できません。これでは1年も持ちそうにないので、HDDをより大きなものに交換して容量アップをしたいと思います。
HDDを「WD60EZAZ」に交換(6TByte)
私の使用しているPCはスリムタイプなので、HDDを増設するスペース梁ありません。そのため、現在搭載している2TByteのHDDを外して6TByteのHDDに交換します。
すぐに壊れてしまっては困るので、信頼性の高い Western Digital の WD60EZAZ を選択しました。Amazonでネット通販専用の ”WD60EZAZ-EC” という 末尾に”-EC” と付いているバージョンが売られていますが、中身は同じで包装が簡素化されているだけです。 開封時のゴミが少ないのはうれしいので、このEC版を買いました。
Amazon Prime 会員なので、送料無料で翌日届きました。急いているときにとても助かります。
さっそく、PCを分解して、2TByteのHDDを外し WD60EZAZ を搭載しました。
スリムPCであるため、HDDの交換は大変苦労してました。
HDDを固定しているネジに+ドライバーでアクセスできません。一体どうやって組み立てたのか謎です。バラバラに分解したら+ドライバーで外せたのかもしれませんが、今回はラジオペンチでネジの頭をつかんで無理やり外しました。
復元するときは、ねじ4本中3本しか取り付けられませんでした。そんなに持ち運ぶPCではないのでネジが3本追れいれば実用上問題ないと思うので良しとします。
2TByteのHDDのデータは別の2TByte容量の外付けHDDにあらかじめコピーしていました。6TByteのHDDに換装後、パーティションを設定して、外部HDDからデータをコピーで戻しました。
これでデータドライブの2TByte⇒6TByteの容量アップ完了です!
1万円ちょっとでデータドライブの容量を6TByteに増やすことができるというのは感動しました。HDDの技術の進歩がすごいですね。
バックアップ用に6TByteの外付けHDD「HD-TDA6U3」を購入
ついでに、データドライブの自動バックアップのセットアップも行いました。
今までは1年に一回程度、外付けHDDにデータをコピーしていました。ほんとはもっと頻繁にやった方がいいのですが、面倒でやっていませんでした。そのため、いつHDDが壊れてデータがなくなってしまうか、ひやひやしながら過ごしていました。
新しいカメラも買ったし、これから家族の写真も増えていくので、ここで自動バックアップも設定しておこうと思います。バックアップ用に、東芝製HDDを内蔵したバッファローの HD-TDA6U3 を買いました。
この外付けHDDも1万円ちょっとで購入可能です。内臓HDDとほとんど同じ値段で買えるので驚きました。
ただし、外付けHDDは6TByte以下の物がほとんどです。6TByte以上の物もありますが急激に値段が上がります。
今回内臓HDDの容量を6Tbyteに抑えたのはこれが理由です。内臓用のHDDだと、6TByte以上の物でも比較的安く手に入りますが、それだと安価な6TByteの外付けHDDへのバックアップができなくなります。外付けHDDの容量に合わせて、内臓HDDの容量をあえて6TByteと控えめにしていたわけです。
データドライブの自動バックアップをセットアップ
自動バックアップには「AOMEI Backupper 無料版」というソフトを使いました。
自動バックアップが働くたびに広告が評されるのが多少うっとうしいですが、ひとまずこのソフトで1時間に1回の自動バックアップを設定してみました。
設定は簡単で、同期画面で新規の「ベーシック同期」を設定しました。
1時間に1回のインターバルでDドライブの中身を外付けHDDに自動コピーするように設定しました。
HDDの丸ごとバックアップには、”同期”ではなく”ディスクバックアップ”の使用が推奨されているようです。しかしディスクバックアップだと、バックアップデータがイメージファイルになってしまい、ファイルエクスプローラーで中身が確認できません。バックアップデータの中身が普通に見えた方が安心できるので私は同期を使いました。
これで、ひとまずデータドライブの中身が1時間に1回自動的に外部HDDにコピーされるようになりました。
ただ、この設定だとデータドライブ側で削除したファイルが外部HDD側では残り続けるという面倒な問題もあります。この辺はバックアップの設定やバックアップソフトの変更などいろいろ試してベストな設定を見つけていきたいと思います。
まとめ
念願のミラーレス一眼(Sony α7ⅳ)を購入したことで、パソコンのデータドライブの容量ひっ迫という問題に直面しました。今回は自動バックアップシステムを含めて2万円ちょっとで6TByteまで容量を増やすことができました。
これでひとまず数年間はデータ保管容量の問題で困ることはないでしょう!安心して写真を思いっきり撮影できます。
今後使っていく中で不便等があれば、バックアップソフトを変更したり、あるいはNASの導入を検討してみたりと、試行錯誤しながらベストな写真の保管環境を作っていきたいと思います。