[DIY] ハイエースの天井に断熱材(スタイロフォーム)を埋め込み

ハイエースの天井に断熱材(スタイロフォーム)を貼り付ける ハイエース・車中泊
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家族で車中泊旅行に行くために購入したハイエース。

ハイエースは商用車なので、コストダウンのためか天井の断熱材が薄いです。
そのため、真夏の炎天下では、天井が熱がジワ~っと室内に入ってきて頭が熱い感じがします。エアコンを止めると車内が一瞬で灼熱地獄です。

そこで、定番改造ですが、天井に断熱材を追加してみました。

断熱材には「スタイロフォーム」を使用

断熱材には近所のホームセンターで売っていた「スタイロフォームIB 30mm」を選びました。

業者さんに頼んでハイエースに断熱材を追加すると10万円以上かかるようです。
また、高級な断熱材は素材自体も高いです。

私は可能な限り安くするため1枚2000円程度のスタイロフォームを自分で追加することにしました。

ハイエースでスタイロフォームを運ぶ

天井の内張を外す

断熱材を追加するためにまず天井の内張をはがします。
室内等のカバーを外し、ビスを数本外して室内灯自体を取り外します。

その後、内張を止めているプラスチック製のピンを外すと内張が剥がれます。

内張をはがすと天井には薄いフェルトが申し訳程度に張られています。
さすがにペラペラのフェルトでは断熱できないでしょう。通りで天井が熱くなるはずです。

全く役に立たなフェルトを引きちぎってはがしました。

フェルトは両面テープで天井に貼り付けられており、一部剥がれずに天井に残ってしまいました。

フェルトを除去

両面テープの部分は手ではがすとすごく時間がかかります。

私はパーツクリーナーをかけて両面テープを溶かしながら除去しました。

ハイエースの天井は見た目の通り大きいので、この両面テープ除去だけでも結構時間がかかりました。


スタイロフォーム貼り付け

フェルトが除去出来たらスタイロフォームを貼り付けます。

天井の形に合わせてスタイロフォームをカットして、強力な耐熱両面テープで天井に貼り付けていきます。

屋根のサイド部分はカーブしていて平面のスタイロフォームを両面テープで固定することができません。

この部分は少し大きめにカットしたスタイロフォームを叩き込んで固定しました。
スタイロフォームを少し圧縮してはめ込んでいるので、振動では微動だにしません。これなら走行中にガサガサ音は出ないでしょう。

運転席より後ろの部分は天井が全体的に湾曲していて、両面テープではスタイロフォームを固定できませんでした。そこで、天井の1×4(ワンバイフォー)材をフレームにビスで固定して無理やりスタイロフォームを押さえつけました。

天井のフレーム部分に30mmのスタイロフォームを貼り付けると内張と干渉することが発覚しました。

そこで、フレーム部分には薄い断熱材をスプレーノリで貼り付けました。

サイドのフレーム部分は中が空洞になっています。

この中にはスタイロフォームを入れられないので、発砲ウレタンを流し込んでフレーム内で膨らませて断熱しました。

↓の発泡ウレタンスプレーを使いました。市販のスプレータイプの発泡ウレタンの中では一番コスパがいいです。

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左側は電線が通っているので発砲ウレタンは控えめに。

内張を戻した後にいろいろビスで固定できるようにサイドフレームに2×4材(ツーバイフォー)をボルト固定しました。

ボルト固定のために、サイドフレームには「エビ ちょっとナッター」でM6の裏ナットを取り付けてあります。


天井の内張を取り付けて作業完了

断熱材の取付完了後、天井の内張を戻しました。

ハイエースの天井カスタムで定番なのは天井に防音材+断熱材を追加することですが、全部やると材料費だけでも結構かかります。

今回は可能な限り安くするため、スタイロフォームという最安な断熱材を追加するだけという最低限の改造で断熱のみを行いました。

効果は絶大で、断熱材追加後は天井から全く熱を感じなくなりました。
これで、車中泊旅行も快適にありそうです。

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