自作焚き火台での焚き火にはまっている今日この頃。キャンプ用のケトルが猛烈に欲しくていろいろ探していました。手持ちの鍋でもお湯は沸かせるんですが、やっぱりケトルの方が便利だし、何より雰囲気が出るから欲しい。(完全に物欲です 笑)
FIRESIDE(ファイヤーサイド)さんの「グランマーコッパーケトル(小)」が風合いもよく容量も大きく良さげだなと思っていました。しかし定価 30,800円(税込み) は高くて手が出ない。。。
ところが、なんと 「グランマーコッパーケトル(小)」 はふるさと納税の返礼品としてゲットできることが判明!
今回は、競争率が高くいつも品切れ状態な「グランマーコッパーケトル(小)」をふるさと納税でゲットした話です。
ふるさと納税で「グランマーコッパーケトル」をゲットした方法
「グランマーコッパーケトル(小)」 は長野県駒ヶ根市へのふるさと納税の返礼品として設定されています。
2022年1月現在、ふるなび、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税 の3つのサイトで紹介されていており、寄付金額は80,000円です。
私がふるさと納税サイトで グランマーコッパーケトル を発見したときは80,000円という寄付金額から即決できませんでした。そして3日後に決断してふるさと納税をしようとしましたが、なんと品切れになっていました。
その後1か月間はずっと品切れ状態でした。あきらめずに、3日に一回程度ふるさと納税サイトを確認していたところ、ある日突然在庫が復活しました。速攻で申し込み手続きをして無事に返礼品をゲットすることができました。
↓実際に返礼品として送られてきた 「グランマーコッパーケトル(小)」
そのあと確認すると、また品切れ状態に戻っていました。
おそらく、一定期間で一定数量しか出荷できないため、すぐに品切れになるが、時間がたつとまた在庫が復活、そしてまた品切れを繰り返しているのではないかと予想します。
大品気の返礼品のようなので、ほしい方は品切れ中でもあきらめずに定期的にふるさと納税サイトを確認するのが良いと思います。
開封の儀
さっそく、返礼品として届いた「グランマーコッパーケトル(小)」を開封してみます。
パッケージの箱を開けると、保護紙とビニール袋で丁寧に梱包された蓋が出てきました。
蓋を取り出すと同じく保護紙とビニール袋で丁寧に梱包された本体が出てきました。
箱の中に入っていたのはこの3点で、本体、蓋、説明書 の3点でした。
ワクワクしながらビニール袋から取り出し保護紙をはがしていきます♪
じゃじゃーん!
「グランマーコッパーケトル(小)」が姿を現しました。
とにかくピッカピカ。光沢がすごすぎて周囲の景色が映りこみます。
このケトルには取っ手が2つついています。
上部の木のハンドルがついている取っ手で持ち上げたり、移動させたりします。
お湯を注ぐときには上部の取っ手で本体を持ち上げた状態で、側面の銅製の取っ手をもってケトルを傾けます。
側面の取っ手は、銅製であるため熱伝導が良く、とても暑くなります。
そのため、グローブがないとお湯を注ぐことができないというちょっと不便な使用です。
まぁ、焚き火をする時には必ずグローブを用意するので、キャンプや焚き火では困ることはなさそうです。しかし、家のコンロで気軽にお湯を沸かす際には注意が必要です。
重さは1.1kg程度
ファイヤーサイドのホームページによるとこのケトルの重量は 1.1kg です。
実際に図ってみたところ 1.144kg だったのでほぼカタログ通りでした。
純銅製のため、キャンプ用ケトルとして少し重い方だと思います。キャンプ用品を軽量に抑えたい人には向かないかもしれません。(私は重量は全く気にしない、むしろ重い方が重厚感があって好きなので1.1kgは全く気になりません。)
使用前には「洗浄」と「捨て湯」が必要
説明書に書いてあったのですが、このケトルを使用する前には「洗浄」と「捨て湯」が必要です。中性洗剤で2回洗浄し、お湯を一回沸かしてその湯は捨てます。
ケトル製造時や輸送時に付着したゴミや薬剤を完全に流し去るためだと思われます。
箱から出した状態でも見た感じではものすごくキレイだし、においもしませんでしたが、念のため説明書に従い洗浄と捨て湯をします。
洗浄
洗浄の時にはできるだけケトルの表面を傷つけないように柔らかめのスポンジ(研磨部がついてないやつ)を選びました。洗剤は普通の台所用洗剤です。(中性洗剤でないと銅が腐食してしまうそうです)
初回の湯沸かし(捨て湯)
洗浄が終わったので、さっそく水を入れてお湯を沸かします。沸かしたお湯は捨てます。
ここで、面白い現象に出会いました。
火にかけているのにケトルの表面がどんどん結露していくのです。
ガスが燃えると水蒸気が発生するので、普通のヤカンなどでも一瞬は結露しますが、グランマーコッパーケトルはだいぶ長い間結露していました。
おそらく、銅製であるが故に熱伝導率がとても高く、ケトル内がコンロの熱風で温まっても、すぐに中の水に熱が奪われて、ケトル表面が冷たい状態が維持されたためだと思います。
これだけ熱伝導率が高いとお湯が沸くのがとても速いのではないかと期待できます。
結露が終わってケトルの表面の温度が上がってきました。
すると、ケトルのピッカピカの光沢が徐々に薄れて行き、表面に銅の焼けた色が出てきました。説明書にも書いてありましたが、このケトルは一回使用しただけで表面の腐食が始まり色が変わります。
個の焼け色が味になるので楽しみなのですが、ピッカピカの光沢は使用前にしか体験できないのがちょっと寂しいなと感じました。
ケトルの上の方は温度が低いのでまだ焼け色が付きませんでした。
お湯の温度が上がるにつれ表面の色合いも徐々に変化してきました。
銅製の調理器具を使ったのは初めてなので、この変化を眺めているだけでも楽しいです。
お湯を十分に沸騰させたら、そのお湯は流しに捨てました。これで使用準備完了です!
ちなみに、一回お湯を沸かした後の底面です。炎の先端が触れていたところは青色に代わっていました。
適正容量は2.3L
「グランマーコッパーケトル(小)」の満水容量は 3.3L なのですが、3.3L の水を入れてお湯を沸かすと注ぎ口から吹きこぼれてしまいます。
吹きこぼれを起こさずに実用的にお湯が沸かせる量(適正容量)は 2.3L です。
試しに 2.0L の水を入れた時のケトル内の様子が以下の写真です。
注ぎ口の下端にギリギリ水がかかっていないくらいで、これなら確かに吹きこぼれは起こらなそうです。
家族4人でキャンプをする場合、お湯は何L沸かす必要があるでしょうか?
例えばカップヌードルを家族4人で食べる場合は、375mL x 4人 で合計1.5Lのお湯が必要です。「グランマーコッパーケトル(小)」の適正容量 2.3L は余裕を見ても十分な量です。
「グランマーコッパーケトル(小)」はソロキャンプには少し大きすぎるかもしれませんが、3~6人のファミリーキャンプやグループキャンプにはもってこいのサイズですね。
グランマーコッパーケトルでコーヒーを入れてみた
せっかくなので、「グランマーコッパーケトル(小)」でコーヒーを入れてみました。
ちょうど家の外は雪景色だったので、無駄に家駐車場で気温5℃の中お湯を沸かしました(笑)
気温が低すぎて、カセットコンロのガス缶の中の液化ガスがなかなか気化せず火がすごく小さかったです。しかし銅製のケトルの高い熱伝導率を生かして何とかお湯を沸かせました。
そして、これもまたふるさと納税の返礼品としてゲットしたスノーピークのチタンシングルマグでコーヒーを入れました。
雪景色の中というのもあってか、いつものコーヒーより少しおいしい気がしました。(多分気のせいです 笑)
以上、「グランマーコッパーケトル(小)」をふるさと納税でゲットして開封・使用してみた話でした。
このケトルはおしゃれキャンパーに人気らしく、ふるさと納税サイトを見ても品切れの時が多いです。私の場合は3日に1回程度根気よくふるさと納税サイトを見ていると、時たま在庫が復活するときがあったのでゲットすることができました。
「グランマーコッパーケトル(小)」をふるさと納税でゲットしたい人は、できるだけ各年の前半のすいているときに申し込む方が在庫もありますし、もし品切れでも根気よくふるさと納税サイトをチェックするとよいかもしれません。
ふるさと納税の在庫復活を待てない方はネット通販!!