Sony Eマウント用(フルサイズ用)考察 運動会にベストなレンズは?

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小学生になる息子の記録を残したいと思い、先日、Sony α7ⅳを購入しました。
主なターゲットに運動会があります。

1本目に購入したレンズは「FE 24-105 F4 G」の最大焦点距離は105mmですが、運動会には全然足りません。

運動場やグランドは体育館に比べて広く、被写体までの距離が遠いです。焦点距離200mmでも少々足りません。400mmくらいまでズームできればよさそうです。

運動会で使えるベストなフルサイズEマウント用のレンズはどれでしょうか?超望遠領域のSony Eマウントレンズの候補を探して、スペック比較をしてみたいと思います。

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運動会で使える超望遠ズームレンズの候補

焦点距離が400mm付近まであって、できるだけ高解像どなレンズを探してみました。

Sony純正で400mmまでズームできるレンズを考えると、G Masterレンズの「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)」が候補になります。ソニーの最高峰レンズブランド G Masterの名を冠している高級レンズです。解像度とAF速度はピカイチという評判です。

少し焦点距離が短くなりますが、Gレンズの「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(SEL70300G)」も候補になるでしょう。こちらもソニーの高性能レンズの証である G の名を冠していますが、GMレンズと比べると半額程度で購入可能です。ソニー純正の超望遠レンズで安めの物を探すとこのレンズになると思います。

また、最近発売されたばかりの3rdパーティーのタムロンのレンズも候補になります。広角側が50mmから使用できてとても便利な「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)」も外すことのできない候補レンズです。

超望遠ズームレンズのスペック比較と考察

これらのレンズのスペックを比較してみましょう。
比較参考としてCANONの最新RFレンズの超望遠「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」のスペックも記載します。このレンズは当然Sony Eマウントでは使用できないので、あくまでもスペックの参考として比較します。

項目Sony
SEL100400GM
Sony
SEL70300G
Tamron
Model A067
(参考)Canon
RF100-500 f4.5-7.1 L
焦点距離100-400mm70-300mm50-400mm100-500mm
解放F値f4.5-5.6f4.5-5.6f4.5-6.3f4.5-7.1
最大撮影倍率0.35倍0.31倍0.5倍0.33倍
フィルター径77mm72mm67mm77mm
レンズ内手ブレ補正ありありありあり
レンズ構成(群-枚)16-2213-1618-2414-20
絞り羽根枚数9枚9枚9枚9枚
質量1,395g854g1,1551,370g
発売時期2017年7月28日2016年4月28日2022年9月22日2020年8月27日
ネット参考価格283,599円152,500円148,499364,804円
価格は2022年11月17日時点で調べた結果

オートフォーカススピードで選ぶなら「SEL100400GM」

オートフォーカスの速度・精度を重視して考えるなら「SEL100400GM」を選択します。

SEL100400GM」のオートフォーカスは静かで、それでいて高速です。やはりソニー純正レンズということもあり、カメラ側もこのレンズのオートフォーカス性能を使い切れるようにチューニングされていると思います。個々だけはTamronなどの3rdパーティー製のレンズだと一歩及びません。さすが純正レンズ。

また、最大撮影倍率も0.35倍と高めなので、簡易マクロ的な使い方もできません。

テレコンバータが使用できると言う点も見逃せません。2倍のテレコンを使えば200mm~800mmという航空写真にはちょうど良い焦点距離になります。

一方、重さは1.4kgと重たく、カメラ本体と合わせて2kgを超えてしまいます。手持ちで10分もすると10分程度で腕が限界にきていったん休憩が必要です。

また、価格が高いです。2017年の発売開始から5年たった今でもネット最安価格で28万円越えとあまり下がっていません。人気のレンズだけあって中古は結構出回っていますが、中古でも24万円程する人気ぶりです。

最高レベルのオートフォーカス性能に28万円が出せるかどうか。難しい問題です。

コスパで選ぶなら「Tamron Model A067」

Eマウント用の超望遠レンズをコスパで選ぶなら「Tamron Model A067」一択でしょう。

2022年9月に発売開始されたばかりのTamronの最新レンズ。
価格は新品でも「SEL100400GM」の約半額の15万円ちょい。なんと安いのでしょう。

しかも、評判やレビューを見ていると、解像感は「SEL100400GM」と同等レベルとのことです。そうレンズ枚数は24枚と多く、収差補正に気を使っているのが分かります。それでいて、重量は1.16kgと超望遠レンズとしては軽いです!テレ端の解放f値を6.3と少しだけ暗く設定されていてそのおかげでレンズ直径を小さくできたからだと思います。とてもいいバランスだと思います。

しかもこの「Tamron Model A067」は、最短焦点距離が50mmと広いです。普通の超望遠レンズは100mm始まりなことが多いですが、なんとその半分の焦点距離です。50mmであれば、ある程度全体風景の写真も撮れるので、運動会ならこれ一本ですべて撮影できそうです。他の100-400mmだと望遠すぎて全体風景や集合写真が撮れないので、もう一本標準ズームレンズが必要になります。その意味で、装備全体の重量軽減効果はすごいです。

また、このレンズの最大撮影倍率はなんと0.5倍。もうマクロレンズの領域です。このレンズ1本でなんでもこなせて、価格は15万円ちょっと。すごい価格破壊です。

ただし、AF速度だけは「SEL100400GM」には及ばないようです。

SEL100400GM」も「Tamron Model A067」も甲乙つけがたい素晴らしいレンズですね。超望遠レンズとしてはどちらを購入すべきか悩みどころです。

結論!欲しい超望遠レンズは?

スペック比較をした上で、私が考えた結論は「SEL100400GM」が欲しい!です。

運動会で子どもを撮影する場合を考えると、被写体が常に動き回ります。リレー以外の協議では不規則な予想しにくい動きもあります。運動会で撮影したときに自分の子供にピントが合っていなければ、超望遠レンズの意味が全くありません

また、超望遠レンズは運動会外でも使用します。その用途としては、飛行機を撮影したり、レースで車を撮影したり、野鳥を撮影したりといろいろ使ってみたいです。これらの用途のどれを考えてみ被写体は高速で動きます。このように考えてい見ても、超望遠レンズに最も重要な性能はオートフォーカスのスピードと精度だといえます。

今回比較した3つのレンズでは、「SEL100400GM」のオートフォーカス速度が最も高速だといわれています。画質云々以前にこのことから「SEL100400GM」がベストバイレンズになると思います。(高いけど。。。)

ここはちょっと奮発して「SEL100400GM」を買っておきたいと思います。

↓ここからはただの妄想です。

結論は出たのですが1つだけ気になっていることがあります。「SEL100400GM」は発売から5年以上たっているという点です。

Sonyは2022年11月現在までに、F2.8通しの大三元レンズのうち24-70 と 70-200でGMⅡという第二世代レンズを発表しました。軽量・小型化やAF性能の進化など、第一世代に対して進歩が素晴らしいレンズです。この2本のレンズは第一世代発売開始から6年で第二世代が発表されました。

そう考えるともしかして2023年あたりに「SEL100400GM」の第二世代GMⅡが発表されたりしないかなと妄想してしまいます。もしそうなら、これまたかなり進化して、小型軽量なレンズになるでしょうから、それなら断然第二世代が欲しいです。

しかし、例えば、SEL70200GM2 は発売開始から1年たちますが、今注文すると半年以上待ちの状態です。(転売価格ならすぐに入手できますが)「SEL100400GM」の第二世代GMⅡが発表されたらこれまた大人気になるでしょうから、入手まで時間がかかりそうです。そうなると入手できるのは2024年以降と考えられます。

今から2年以上は待てません。ここはいったん「SEL100400GM」を購入して大事に使っておきたいと思います。

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