焚き火台はいろいろな老舗キャンプ用品メーカーや、ガレージブランドからラインナップされていますよね。しかし私が理想だと思う条件を満たすものが、市販の焚き火台の中で見つからないのです。
こうなったら自分で作るしかない!
ということで、理想の焚き火台を自作してみることにしました。
理想の焚き火台の条件
私の理想の思う焚き火台の条件は次のようなものです。
形状:正方形
サイズ:40cm x 40cm 以上
強度:踏んでも壊れない
収納性:スペース効率が高い(折りたたみは不要)
それぞれの条件に付いて理由があります。
形状とサイズについて
形状とサイズは、40cm x 40cm 以上の 正方形 が理想だと思っています。
サイズについては以前の記事で考察した通り、ホームセンター等で売られている薪を切らずにそのまま入れるためには少なくとも1辺は40cm以上である必要があります。
市販の焚き火台には1辺が40cmくらいだが、もう一遍が20cmくらいの長方形タイプもあります。しかし、長方形の焚き火台には薪が1,2本しか入りません。ものによっては中割(直径7cmくらい)の薪だと入りずらいものもあります。それでは少しこじんまりとした焚き火になってしまいます。35cm以上の中割の薪を3~6本大胆にくべるには焚き火台は 40cm x 40cm 以上の 正方形 である必要があるのです。
強度と収納性について
大手のキャンプ用品メーカー(スノーピーク、ロゴス、ユニフレーム、キャプテンスタッグ など)からラインナップされている焚き火台の多くは、収納性を考慮して折りたたみできるようになっているものが多いです。また多くは、運びやすいように軽量に作るため、薄い(1mm厚以下)のステンレス板で作られています。
しかし、薄いステンレス板で折りたためるように作られている焚き火台は、強度が非常に低いです。例えば、組み立てた状態で、子どもが踏んずけたらぐちゃぐちゃになってしまうものもあるでしょう。
私しは、キャンプ用品は10年を超えるほど長く使いたい派です。使い込んでいるうちに味が出てくると思っているからです。そうすると、多くの市販の焚き火台の強度では長持ちしないので、満足できません。(スノーピークの焚火台シリーズは2mm厚のステンレス板で作られており強度が高いので別格)
そもそも折りたためる必要があるでしょうか?焚き火台の形状が理想の 40cm x 40cm 以上の 正方形 であるならば、中に薪や斧を入れて運ぶことができます。つまり焚き火台を収納ボックス(入れ物、箱)として使ってしまおうという発想です。中にものを収納して車に積めば実質体積0なのでは?と思っています。
重さについては、登山するわけでもないので、軽い必要はないです。
理想の焚き火台を作る
私の理想の思う焚き火台。 40cm x 40cm 以上 の 正方形 で 踏んでも壊れない強度を持ち収納時のスペース効率が高い(折りたためない)焚き火台を作っていきます。
フラットバーを曲げる
焚き火台の側面はフラットバーを曲げて作ります。
フラットバーは硬くて手では曲げられないので、ホームセンターで売っている鋼材とベアリングを使って専用のベンダーを作りました。
この自作ベンダーを使えばフラットバーを簡単に90度ぴったりに曲げることができました。これで、理想形状の正方形の焚き火台が作れそうです。
フラットバーを曲げ終わりました。そのほかに底板となる鉄板もカットしました。
鉄板のサイズは45cm x 45cmです。フラットバーの厚みや溶接代を加味しても焚き火台内部の大きさは40cm x 40cm 以上確保できる計算です。
溶接する
鉄材の準備が完了したら次に溶接でつなぎ合わせます。
溶接にはSUZUKIDの「Imax60」というインバーター方式の100V溶接機を使いました。
10年近く前に近所のホームセンターで購入したものです。100V溶接機ですが、厚さ3mm程度の鉄ならしっかりとくっつけられます。(溶け込みもばっちり)φ2.0の溶接棒を使ってもアークは安定していて溶接しやすいです。
ただ、100Vタイプの溶接機をつく買う時の注意点として、延長コードは使わないほうが良いです。延長コードを使うと大電流を流しているときに電源電圧が低下してしまい、アークが途切れやすくなります。逆に、溶接機の電源コードを野外コンセントに直挿しすれば、100V溶接機でも安定して溶接することが可能です。
完成
完成しました!!
私の理想の思う焚き火台。 40cm x 40cm 以上 の 正方形 で 踏んでも壊れない強度を持ち収納時のスペース効率が高い(折りたためない)焚き火台 が完成しました!!
黒光りしていてとっても渋い出来上がり。無骨な焚き火台になりました。
足はねじ式になっていて収納時は取り外せます。また、ねじを少しづつ回すことで水平調整ができます。
強度チェックのために息子が乗ってみましたが、まったく壊れる気配がありません。
これならば、ガンガン使っても長持ちしそうです。
最近雨のが多いのでまだこの焚き火台で焚き火はできていませんが。近日中に自作焚き火台での初焚き火にチャレンジしたいと思います。