焚き火台のベストなサイズについて

キャンプグッズ
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キャンプに行ったら焚き火をしたくなりますよね。多くのキャンプ場では直火は禁止されていて、焚き火台を使用すれば焚き火OKというところがほとんどです。有名キャンプ用品メーカーから多くの種類の焚き火台が発売されています。最近ではガレージブランドと呼ばれる個人や小規模工房でデザイン・製造された焚き火台も増えてきました。

そんな焚き火台ですが、ソロキャンプ用の小さいものから大人数用の大きいものまで、そのサイズはいろいろあります。しかし、私は焚き火台には適切な大きさ(ベストなサイズ)が存在すると思っています。

今日は、私が思う焚き火台の最適な大きさについて語ります。

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薪の長

薪の長さは地域や販売店によって違いますが、下記の長さ表示の薪が多いように思います。

  • 30cm
  • 35cm
  • 40cm
  • 45cm

ネットで薪を買うのであれば希望する長さの薪が購入できます。しかし、急遽キャンプに行くことになった場合や薪が不足した場合、キャンプ場や近くのホームセンターで薪を買うことになります。そんな時はたいてい長さは選べません。

私の家の近所のホームセンターで売られている薪は38cmでした。おそらく規格としては40cm以下という規格だと思います。ほかのホームセンターやキャンプ場も見ましたが、石川県内では40cm以下規格が多いようです。

薪の太さ

薪の太さは大体下記の3種類に分けられます。

  • 大割(直径10cm以上)
  • 中割(直径7cmくらい)
  • 小割(直径3cmくらい)

ホームセンターでよく売られているのは中割の薪です。たまに焚きつけように小割の薪も売られています。

小さすぎたピラミッドTAKIBI M

私が初めて購入した焚き火台はLOGOSの「the ピラミッドTAKIBI M」でした。
TAKIBI Mは薪を載せる部分の大きさが縦36cmx横35cmという中程度の大きさでした。

LOGOSの「the ピラミッドTAKIBI M」と大きな薪

当然、36cmの焚き火台に38cmの薪(中割)を置こうとするとはみ出します。
対角線方向に置くと中割の薪がギリギリ1本は乗るのですが、薪1本だけを開放型の焚き火台で焚くと次のような問題があります。

  • 上昇気流が弱く炎が安定しない→煙がたくさん出る
  • 薪をこまめにひっくり返さなければならない(炎を安定させるため)
  • 燃焼が進んで薪が折れたときに焚き火台の下に落ちる

上記問題を回避するためには薪を斧等で細目にして、5,6本程度一気に焚き火台に入れる必要がありますが、そうすると今度は下記のような問題が出てきます。

  • 薪をくべると炎が急に大きくなってすぐに小さくなる
  • 頻繁に薪をくべ続けなければならない
  • 購入した薪をすべて小割にするのは大変
LOGOSの「the ピラミッドTAKIBI M」で焚き火

どちらの場合もゆっくりと焚き火を楽しむことができません

中割の薪が入らないとだめ(大割の薪が入ればなおよい)

焚き火を始めたばかりのころは、小割の薪を燃やすだけで楽しかったです。
でも、焚き火に慣れてくるとただ細い木を燃やすのには飽きてきました。

最近は下記の手順で火を育てて大きなゆったりとした炎を楽しむのが好きです。

火の育て方:松ぼっくりや松の枯葉に着火→小割の薪に火を移す→中割の薪に火を移す

中割や大割の太い薪2,3本に火を移すと炎は大きくかつゆったりと安定します。細かい木が燃えるのとは明らかに違う安定感があります。これができると焚き火の楽しみは一気に広がるように思います。

ソロキャンプ用としてすごく小さな焚き火台も売られたりしていますが、ソロだからこそ大きな安定した炎をゆったり楽しみたいものです。

焚き火台の最適な大きさ

以上のことから、焚き火台には「40cmの中割の薪が数本入ること」が求められます。

「40cmの中割の薪が数本入ること」 を満たすためには、
正方形の焚き火台なら少なくとも40cm x 40cmの大きさの焚き火台が必要になります。
TAKIBI M のような35cm x 35cm程度の焚き火台では少し小さいわけです。

円形の焚き火台なら少し余裕を見て直径45cm以上のものが必要です。

この条件を満たしていれば、ほとんどの場所で売られている薪の長さに対応でき、中割以上の薪を数本入れることができるので、快適な焚き火時間を得ることができます。

ということで、今回の結論として、正方形なら40cm x 40cm以上、円形なら直径45cm以上が焚き火台として最適な大きさと考えます。

次回は、市販の焚き火台の中でこの大きさの条件に合致するものを整理したいと思います。

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