溶接で自作した焚き火台を使ってみた

DIY溶接で自作した焚き火台で焚き火 DIYアウトドア用品
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自分の理想を詰め込んで溶接DIYで自作した焚き火台で実際に焚き火をしてみました。

↓の記事で紹介したものです。

北陸は冬になると天候が悪い日が多く、作ってからなかなか使えていませんでした。今回やっと焚き火台を使ってみることができたので、その様子と感想を紹介したいと思います。

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持ち運び

この焚き火台は45cm x 45cm の正方形の形をしていて、薪を入れる部分の高さは16cmあります。折りたたみ収納はできない代わりに、中に荷物を入れて運ぶことができます

今回は下記のグッズを焚き火だの中に収納して運びました。焚き火で必要になるグッズがほぼすべて入ったので、あとは薪を持っていけば焚き火ができます。非常に便利です。

  • 薪割り台(丸太)
  • 焚き火台シート(スパッタシート)
  • 革のグローブ
  • 薪ばさみ
  • 火吹き棒、チャッカマンなど
  • 理想の五徳(DIY溶接で自作)
DIY溶接で自作した焚き火台に焚き火グッズを収納

45cm x 45cm というサイズは車の荷台への積みやすさも考慮したサイズです。私のハイエースの荷台には自作のベッドが載っていますが、その床下のスペースにぴったり収まります。

焚き火台分のスペースで、焚き火に必要なグッズも載せられるので、焚き火台は実質体積ゼロ(笑)。折りたたみはできないですが、ある意味とってもコンパクトです。

DIY溶接で自作した焚き火台を車に乗せた

組み立て

焚き火台の中に入れていたグッズをすべて出してみます。中には自作五徳と焚き火台の脚だけが入っている状態です。

DIY溶接で自作した焚き火台に五徳を収納

五徳とキャプ部も取り出して、脚を焚き火台の底面にあるボスにねじ込んで組み立ては完了です。

DIY溶接で自作した焚き火台にねじ式の脚を取り付け

組み立て後、焚き火シート(スパッタシート)の上に置きました。黒皮鉄板を使って作った焚き火台で塗装はしてないので鉄の風合いがあり渋くてよい雰囲気が出ています。

DIY溶接で自作した焚き火台を組み立てた様子

<焚き火シートのサイズについて>
焚き火シートは焚き火台の面積の4倍の面積のシートが良いといわれます。経験上、爆ぜたり、崩れ落ちた火の粉が地面に落ちないようにするために最低限必要なサイズだと思います。この焚き火台は 45cm x 45cm なので、今回も焚き火シートは 90cm x 90cm の大きさのものをひいています。

火入れ

木質繊維に灯油がしみこましてある着火剤「文化たきつけ」を使ってサクッと火をおこしました。焚き火台が 45cm x 45cm と大きく底面が平らなのでまるで直焚き火をしているかのよう用です。

DIY溶接で自作した焚き火台で火を起こす

文化たきつけ→針葉樹の細割→針葉樹中割の順で火を大きくしました。この自作焚き火台は、市販の焚き火台(例えばロゴスのthe ピラミッドTAKIBI)のように逆ピラミッド形状の底形状ではないですし、炉床板や炉床網もありません。直焚き火と同じで少し気を付けて火を育てないと、薪が崩れて種火が消えてしまいそうになりました。ここは腕の見せ所であり、楽しいところでもあります。

DIY溶接で自作した焚き火台で火を育てる

針葉樹で火を大きくした後、最後に広葉樹の中割を入れて穏やかで安定した火にしました。

DIY溶接で自作した焚き火台と五徳にやかんを載せた

40cmの薪も余裕で入る

狙い通り 40cm の中割の薪も切らずにそのままくべられます。正方形の対角線方向なら約60cmもあるので、50cm以下の薪なら大割の太いまま余裕で入ります

40cm規格の薪が入るということは、市販されているほぼすべての薪が使えるということです。
このサイズの焚き火台が欲しかったので大満足です。

DIY溶接で自作した焚き火台で焚き火

燃焼効率がよい(燃え残りが少ない)

焚き火台の側面はストライプ状にスリットが開いているので通気性がよく、薪がよく燃えてくれます。着火当初、無風の時は少し煙が出ましたが、よそ風が吹くとスリットから薪に新鮮な風が送られてすぐに完全燃焼になりました。
(逆に強風の時は焚き火台の中まで風が吹き込むので注意が必要だと感じました。)

DIY溶接で自作した焚き火台で焚き火

炎から出た遠赤外線がスリットを通って側面方向にも広がります。近くに座っていたら足元までとても暖かくなりました。冬にはもってこいです!(夏の焚き火には暑すぎるかもしれません 汗)

DIY溶接で自作した焚き火台で焚き火

熾火(おきび)になっても側面からしっかり空気が入るので完全燃焼が続きます。この後完全に灰になるまで燃え続けました。

弱火でも安定して燃えてくれたので、今回は釣ってきたキスを遠赤外線でじっくり焼いてみました。強火から弱火まで安定するので調理にも使いやすそうです。

DIY溶接で自作した焚き火台と五徳で魚を焼く

使用後

使用後の様子です。

この焚き火台は塗装なしの黒皮むき出しです。濡らすと簡単にさびてしまいます。なので、今回は燃えカス、灰を抜き取り簡単に掃き掃除をしただけで洗っていません。

使用前の素の黒皮と比べて表面が焼けてさらに渋さを増しました。

DIY溶接で自作した焚き火台の使用後

まとめ

今回はDIY溶接で自作した理想の焚き火台で実際に焚き火をしてみた様子と感想の紹介でした。

結果、狙った通りの理想の焚き火をすることができました。特に冬の焚き火に向いていることが分かったので、今年の冬は機会を見つけてガシガシ使っていきたいと思います。

次回は、自作五徳について紹介しようと思います。それではまた。

↓今回の自作焚き火台に関連する記事です。

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