真冬にガソリンコンロで大量の湯を沸かす

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プランター栽培用の土をリサイクル

庭でプランター栽培していたネギ。3つのプランターで栽培していて、11月から少しづず収穫してきましたが、2月になり収穫が完了しました。

そのため、収穫が終わり土だけになったプランターが増えてきました。春にはここに、キュウリ、ピーマン、ナス、枝豆などの夏野菜を植えます。

しかし、この土は2年間ずっと栽培を続けてきた土で、だいぶ弱っています。
植物の根、病原菌が増え、一方で腐葉土や栄養は減ってしまい固くなっています。

このままでは次に植える野菜がちゃんと育たないので土の再生(リサイクル)をします。まず、土をふるいにかけ、石と根などのごみを取り除きます。

その次に必要なのが消毒

夏なら黒いビニール袋に入れて直射日光にさらせばできるのですが、冬は気温が低いので熱湯をかけて消毒します。そのため寒い野外で大量にお湯を沸かす必要があります。

コールマンのツーバーナーで湯を沸かす

キャンプ用に持っている「Coleman unleaded CAMPSTOVE424」でお湯を沸かします。

この424というモデルは、今日本で販売されている「413Hパワーハウス(R)ツーバーナー」より一回り小さいモデルです。このモデルはホワイトガソリンのみでなく、自動車用のレギュラーガソリンでも使用できるDual fuelタイプです。

父親が30年ほど前に日本のホームセンターで購入したものを譲り受けました。今はもうこのモデルは売られていない?ようです。

コールマンのツーバーナーストーブでお湯を沸かす

とにかく大量のお湯を沸かしたいのでアルミ製の大きな鍋に水を入れ火にかけてみます。

こんな大きな鍋でも安定して載せられるのでコールマンのツーバーナーストーブは応用がいろいろ出来ますね。キャンプ場に家庭用のガスコンロが持って行けるような感覚になります。

コールマンのツーバーナーストーブでお湯を沸かす

右側のメインバーナーの最大火力で鍋を加熱してみました。

コールマンのツーバーナーストーブのメインバーナー

”ごーーーーー” という迫力のある音とともに青い炎がバーナーから噴き出しています。

ガソリンコンロの大火力は眺めているだけでも、聞いているだけでも心地よいです。

コールマンのツーバーナーストーブでお湯を沸かす

しかし。お湯が一向に沸きません。

鍋が大きすぎて、水の量が多すぎるというのもありますが、気温が0℃しかなく5,6m/sの強風が吹いていたので鍋の側面と水面からどんどん熱が奪われているような気もします。

鍋をPRIMSのイーターパワーに変更し爆速で沸かす

そこで鍋を変更しました。

PRIMS(プリムス)の Eta Power(イーターパワー)の鍋を2つ使ってお湯を沸かす作戦に変更しました。

この鍋は現在は日本で売られていないようですが、非常に優秀な鍋です。

コールマンのツーバーナーストーブとPRIMS イーターパワーでお湯を沸かす

鍋の底にヒートエクスチェンジャーというヒートシンクのようなフィンがついています。このフィンでバーナーの炎の熱を効率よく吸収してお湯に伝えることができるため、普通の鍋よりも早くお湯を沸かすことができます。

コールマンのツーバーナーストーブとPRIMS イーターパワーでお湯を沸かす

案の定、10分程度で合計4Lのお湯を沸かすことができました。

出来上がった熱湯を先ほどの土に勢いよくかけます。1回では土の温度が上がりきらなかったので4Lを3回沸かしました。

このストーブのような火器系のキャンプ用品は、日ごろからメンテナンスしている必要があります。久しぶりにキャンプに持って行くと現場で火がつかないなんてこともあります。

今回は、家庭菜園のついでにツーバーナーストーブの作動確認ができたのでいい機会になりました!

コールマンのツーバーナーのシリーズ構成

ところで、コールマン(Coleman)のツーバーナーストーブは大きく分けて2つのシリーズがあります。主な違いは大きさです。

413 (パワーハウス)

日本で現在売られている「413Hパワーハウス(R)ツーバーナー」。主流のモデルです。

販売されていた時期によって、パワーハウス(Powerhouse)とだけ表記されている場合と413Hと書かれている場合があります。

横幅が56cm、奥行きが35cm(コールマン英語サイトによると14.5インチ)で、コンセプトは「12インチの鍋と10インチの鍋を並べて置ける」です。

12インチ=30.5cm、10インチ=25.4cm 。鍋2つで合計55.9cmなので、ストーブの横幅が56cmだとぴったり置けますね。

424 or 425

私の持っている「Coleman unleaded CAMPSTOVE424」や「Coleman Two Burner 425F」など日本で過去に販売されていたシリーズです。

こちらは413Hよりも1回り小さいです。

横幅が45.5cm、奥行きが30.5cm(コールマン英語サイトによると13インチ)で、コンセプトは「10インチの鍋と10インチの鍋を並べて置ける」です。

10インチ=25.4cm 。鍋2つで合計50.8cmなので、ストーブの横幅が45.5cmだとはみ出すけどギリギリ置けるサイズですね。

このサイズ(シリーズ)は、現在は日本で正規販売されていません。(セカイモンや輸入代行業者から買うことは可能)

でも、日本の車の大きさや収納スペース、調理器具の大きさを考えると家族4,5人でのキャンプに使うならこっちのサイズの方がマッチしていると思うのでちょっと残念です。

火力はどちらも同じ

火力は上記の2モデルとも、最高時でメインバーナーが3,650kcal/h (4.24kW)サブバーナーが2,750kcal/h(3.20kW)です。なんと合計6,400kcal/h (7.44kW)と大火力です。家庭用のガスコンロは1口4.2kW程度なので同等です。

キャンプで家庭用ガスコンロと同じ火力が使えると考えると非常に便利ですね!

413Hパワーハウス(R) ツーバーナーは廃盤?

コールマンのサイトで確認すると、「413Hパワーハウス(R) ツーバーナー」はもうじき廃盤になるようです。

メタルキャップ、デカール、火力コントロールノブの仕様変更のため、こちらは在庫がなくなり次第廃盤となります。

413Hパワーハウス(R)ツーバーナー (公式)

廃盤後は、「パワーハウス(R) ツーバーナーストーブ」という商品名でシリーズは継続されるようです。

これに合わせて低下も28,800円から33,800円に上がってしまうようなので、安く購入したい人は「413Hパワーハウス(R) ツーバーナー」の在庫があるうちに購入した方がいいかもしれません。

2022/02/27 現在、楽天市場とYahooショッピングには413Hの在庫のあるショップがあるようです。

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