子ども2人連れで片道1000kmの車中泊旅行は可能か? ハイエースで実際にやってみた。

ハイエース・車中泊
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ひょんなことから「ドローンムービー世界大会2022 in KUSU」に出場することになりました。

会場は大分県の玖珠町なのですが、問題は石川県から大分県にどうやって行くか。

子ども2人(8か月の赤ちゃんと5歳児)をつれて公共交通機関を使うのはコロナ的にリスクが高いと感じたので、今回ハイエースで車中泊をしながら自走で行ってみることにしました。
(子どもはいろんなものに触りたがりますし、静かにしていることも難しいので、、、)

しかし、こんな長距離を子ども2人(8か月の赤ちゃんと5歳児)を連れて自走できるのか?
新幹線や飛行機で行くより高くつくのではないか?

いろいろ不安はありましたが、思い切って出発してみました。

ハイエースで挑んだ4泊5日 往復2,000kmの車中泊旅行

石川県から、「ドローンムービー世界大会2022 in KUSU」の会場である大分県の カウベルランド玖珠 までは 北陸道→舞鶴若狭道→九州自動車道 という道順で片道約1,000kmの道のりです。

実際には、ずっと高速道路に乗っていると子どもが飽きてしまうので、途中に何回か高速道路を降りて観光によったりしながらで、4泊5日、往復2,000kmの旅になりました。

旅程

行き帰り共に1日当たり500kmほど高速道路で移動しました。

ハイエースで車中泊旅行

そのため片道が1泊2日の移動になったので、途中にサービスエリアで車中泊(と言っても仮眠しただけ)しました。

ハイエースで車中泊旅行中の車内

そのほか現地(大分)で車中泊一回、温泉宿一泊で夜を過ごしました。

合計で4泊5日の旅になりました。

この旅程は正直キツかったです。特に子ども2人もいるため安全、結構、ご機嫌等気を使うことも多く、ギリギリの移動だったと思います。後1泊長かったり、移動距離が数百キロ長かったら体調を崩していたかもしれません。

小さい子どもを連れて、健康に楽しく車中泊旅をするには1日当たりの移動距離を300km程度に抑えておくのが良いいなと思いました。

ガソリン代

旅の初め燃料は満タンでスタート。旅の往復 2,000kmの走行の中で5回給油しました。(5回目は旅の最後帰宅時)

燃料代は合計で41,610円でした。ガソリン代の高騰のせいで想定よりも高い。。。

日時累計走行距離給油間走行距離給油量ガソリン単価料金
1日目240 km240 km29.00 L179 円/L5,191 円
2日目669 km429 km48.00 L182 円/L8,736 円
4日目1049.2 km380.2 km51.99 L181 円/L9,359 円
4日目1477.6 km428.4 km50.70 L183 円/L9,278 円
5日目1950.4 km472.8 km56.19 L161 円/L9,046 円
合計1950.4 km235.88 L41,610 円

旅全体での平均燃費は 8.37 km/L でした。これは思っていたよりも良かったです。

私の乗っているハイエースのスペックは下記です。カタログ燃費は8.2km/Lです。

  • 2.7 スーパーGL ワイド ロング ミドルルーフ
  • レギュラーガソリン 2,693c 4AT
  • フルタイム4WD
  • カタログ燃費 8.2km/L

今回は高速道路メインで100km/H程度で走行しました。ハイエースは四角く、前方投影面積が大きいので80km/H以上の高速走行では燃費が落ちます。

また、今回は車中泊旅行だったので、走行していないときでも暖房のためエンジンをかけっぱなしにしている時間もまぁまぁありました。(もちろん寝ているときはエンジンOFFです。)

そんな条件の中、13年落ちのハイエースでカタログ燃費以上の平均燃費を記録できたことは大変うれしい誤算でした。

高速料金

金沢駅からカウベルランド玖珠までずっと高速道路に乗っていった場ETC料金は下記のとおりです。

料金区間普通車普通車(深夜割)中型車中型車(深夜割)
北陸自動車道7,320 円5,120 円8,750 円6,130 円
大分自動車道12,740 円9,000 円15,230 円10,770 円
合計20,060 円14,120 円23,980 円16,900 円

日中の明るい時間を観光、温泉等に使うためにできるだけ暗い時間に移動するようにしました。また、往復ともサービスエリアで夜に車中泊(サービスエリアで仮眠)をしたので、高速料金は深夜割が適用されました。

ただ、ハイエースのワイドタイプは中型車に分類されます。そのため高速料金が普通車より少し高いです(泣

高速料金だけで往復 33,800円ほどかかりました。
(途中、高速道路を降りて寄り道をしたので、実際には上記より少し高くなりました。)

移動にかかった費用の合計は

ガソリン代と高速料金を足すと、75,410円 です。 Σ(・□・;)

ガソリン価格高騰の影響をもろに喰らってしまいました。

ただ、新幹線で行った場合、大人1人で片道 19,850円です。
家族で行った場合、子どもはまだ無料なので、大人2人往復で79,400円です。

ここにレンタカー台や宿代も考えれば、まだまだ圧倒的に車中泊の方が安上がりだったようです。

片道1000kmの車中泊旅行を可能にする条件

今回、初めて子ども2人を連れて超長距離の車中泊旅行にチャレンジしましたが、1日当たり500km移動はかなりきつかったです。

今回はドローンの大会出場という用事があったので厳しい旅程を断行しましたが、複数の工夫をすることで乗り切ることができました。特に下記の工夫が重要でした。

2時間に1回は子どもを歩かせる

1日に500km移動するためには6,7時間車を走らせる必要があります。

子どもはそんなに長時間椅子に座っていたらストレスで辛くなってきます。
大人ももちろん足腰に悪いし、エコノミークラス症候群の危険もあります。

そのため2時間に1回はサービスエリアに立ち寄って休憩するようにしました。(当たり前のことですが)

ハイエースで車中泊旅行中の車内

しかし、今はコロナ禍ですので、あまりサービスエリアを満喫してもいられません。そこで、ハイエースの荷室に作ったベッド&ダイニング空間で子ども達の遊ぶ時間を作りました。

十分に動けると、また2時間くらいは穏やかに座っていてくれました。

先を急いでいると、つい休憩を省きたくなってしまいますが、計画的に定期的に休憩をとるべきだなと感じました。

ハイエースで車中泊旅行中の車内

荷室の自作ベッドについては下記の記事で紹介しています。

寝るときは荷室は3人、前列に1人

今回の旅行では合計3回車中泊をしました。

厳しい旅程でしたが、夜は結構快適に寝られました。

私のハイエースはワイドタイプなので、頑張れば荷室のベッドでも4人横並びで寝られますが、快適とは言えません。

今回は体力回復がしっかりできるように、荷室に大人1人+子ども2人、前列に1人という配置で寝ました。そのおかげで、夜は快適に寝られ、朝にはばっちり体力回復できていました!

この寝方はこの旅を成功させるために重要なポイントになりました。

ハイエースで車中泊旅行中の車内

↓ハイエースの前列に1人が快適に寝られるベッドを作った話は下記の記事で紹介しています。

天井、壁、窓をしっかり断熱

今は2月なので、夜は気温が0℃付近まで下がります。断熱がしっかりしていない車だと車中の温度は外と同じになってしまいます。

私のハイエースは天井と壁にスタイロフォームと発泡ウレタンを入れて断熱効果をUPさせてあります。

また、寝るときは窓に吸盤で貼り付けるタイプの薄い断熱シートを貼り付け、カーテンを閉めていました。

ハイエースで車中泊旅行中の車内

スタイロフォームと断熱シート+カーテンの効果はどうなのか?

今回、十分に効いている!ということが分かりました。

もちろん寒いわ寒いのですが、断熱シートを外すと窓からスーッと冷気が下りてきます。ということはスタイロフォームと断熱シート+カーテンはある程度断熱効果があったんだなと気づきました。

ハイエースで車中泊旅行中の車内


ポータブル電源+電気毛布で快適な温度に

上記で紹介したスタイロフォーム、断熱シート、カーテンのおかげで、室内温度は外気温+5℃くらいを維持できていたように思います。

それでも寒いですので、電気毛布を寝袋の下にひいて、ポータブル電源で一晩中暖めました。

ハイエースで車中泊旅行中のポータブル電源

以前実験した通り、電気毛布は効果絶大で、むしろ暑いと感じることすらあります。

今回も、これのおかげで温かく寝ることができました。

ポータブル電源の容量の減り具合は、一晩で150Whほどでした。

ポータブル電源は日中移動するときに車の12V電源(シガーソケット)で走行充電しました。90W程度の速度で充電できたので夜に150Wh使っても、2時間程度で満タンまで回復しました。

ハイエースで車中泊旅行中にポータブル電源を走行充電

[2023年最新情報]
災害対策用としておすすめなポータブル電源は↓の記事で紹介しています。

1日1回は高速道路を降りて観光

サービスエリアで休憩はしますが、ずっと高速道路に乗っていると運転手も同乗者も気がめいってきます。

そこで1日1回は高速道路から降りて観光するようにしました。

例えば、日本最大の鍾乳洞の秋芳洞や、本州ー九州間の海底を歩いて渡れる関門トンネル(人道)などに立ち寄りました。

どちらも1,2km歩くスポットです。ここで運動できたのも健康に車中泊旅行をつくけられた秘訣だと思います。

これらの工夫をすることで、何とか往復2,000kmの車中泊旅行から帰ってくることができました。体力的にギリギリできついところもありましたが、家族4人で行けたことは楽しい経験でした。

今回、いくつか改善点も見つかりました。次の旅行に向けて少しずつ改善を進めて、より快適に楽しく旅ができるようにしていきたいと思います。

↓今回気づいた改善点メモ

  • 荷室スペースの壁のフックを増やす
  • 大きめのバッグを持っていく(キャプテンスタッグがよさそう)
  • ベッド天板の取っ手を増やす(どの方向からでも開けやすくする)
  • ベッドのマットを分割できるタイプにする
  • 不要なおもちゃをもっていかない
  • 跳ね上げテーブルを小さくする
  • 跳ね上げテーブルの上にもフックを追加
  • AUXケーブルをスリムタイプにする
  • 常設の換気扇を設置する
  • ポータブル電源を前列の足元に置けないか?
  • カーテンレールを強いものに交換
  • 運転席・助手席も覆えるカーテンの設置
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