先日、子どもの運動会に行って、一眼レフで写真を撮りました。また航空祭でブルーインパルスを撮影する機会もありました。
すると、然自分の持っている一眼カメラの性能に不満が出てきました。
そんな、私の使っている一眼レフカメラを紹介させてください。
2010年にEOS 7Dを購入
学生だった2010年に購入したCANONのEOS 7D(MarkⅡではなく無印の7D)を使用しています。当時、APS-Cサイズの一眼レフカメラの最高峰でした。簡単なスペックは下記です。
- 1800万画素のCMOSセンサー
- 最高 ISO6400(拡張設定 ISO12800)
- デュアル DIGIC 4
- 最高約8コマ/秒 連射
- オールクロス19点AF
- フルHD 30P動画撮影
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM とのレンズキットが27万円くらいだったと記憶しています。学生にとってはかなり高い買い物でした。お金がなくて、レンズは結局このキットのレンズ1本のみを使用していました。
2010年当時は、フィルムカメラもまだ残っていた時代ですが、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼がおしゃれな学生の間ではやっていました。その流行に乗って、一眼レフデビューしたのでした。
iPhoneやAndroidスマホ内臓のカメラの性能が今ほど高くなく、よい写真を撮りたかったら一眼カメラが必要な時代でした。7Dは初心者向けとしては高級なカメラだったので、当時の自分にとってはキレイな写真がたくさん撮れ、とても満足していました。
それから12年間。使用頻度は徐々に減ってきましたが、ずっと使用してきました。
2022年にEOS 7Dで運動会・航空祭を撮影してみた
子どもが保育園の年長さんになりました。運動会の時に一眼レフで写真を撮りたいと思い、急遽望遠レンズを購入しました。
SIGMAの 100-400mm F5-6.6 DG OS HSM Contemporary です。
EOS 7Dの性能はまだ十分に戦えるレベルだと思っていたので、AF性能と映りに定評のある望遠レンズにしました。
試し撮りをしてみたところ、オートフォーカスが速く、画面の周辺までとてもきれいに映りました。フルサイズ用のレンズをAPS-Cサイズで使用しているので、それは周辺までよく映ります。
それで、意気揚々と運動会と航空祭に出かけたのですが、結果は惨敗。
(SIGMAのレンズは最高でした!問題はカメラの方です。)
ピントがカチッと来てない、ブレが大きい、色が出てないなど。不満がたくさん出てきました。よく撮れたと思う写真が1000枚に5枚くらいしかありません。
もちろん、自分の技術が足りてないというのが一番の理由だとは思います。でも、ISO 1600付近でノイズざらざらで色が出ないのも、今時不便に感じます。ISOが上げられないので、シャッター速度も上げられない。
AFも少しずれます。(これはサードパーティー製レンズとの相性かもしれません)
そういえば、当時、カメラ仲間とISO1600が限界だよねという話をしていた気がします。今時のカメラだとISO12800でも撮影できると聞くこの時代にはあってないのかも?
晴れた日の野外で、光が十分にあるときはキレイに映るのですが、少しくらいとすぐダメになります。
注意:繰り返しですが、SIGMAのレンズの性能には全く不満はなかったです。とても性能が高いレンズです。問題だと感じたのは7D本体の方です。
iPhoneの方がキレイな写真が撮れる
望遠以外でも、不満が出てきました。
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM をずっと愛用していて気に入っていました。初めてファインダーを覗いたときはレンズの良さに感動した覚えがあります。しかし、時代が過ぎて2022年現在、残念ながらiPhoneの方がキレイな写真が撮れます。iPhoneの方が歪みが少なく、解像感が高く、おまけにボケまで作れます。
中途半端な古いカメラでは到底 iPhone に勝てない時代になってしまいました。
もう一度だけ一眼カメラにチャレンジしたい
これから子どもが小学生になります。
写真はiPhoneがあれば十分という時代ですが、もう一度だけ1眼カメラにチャレンジして、子どもの写真を撮りたい!
学生時代に一眼レフを買った時は、将来子どもができたら一眼レフで運動会の写真を撮りたいなとぼんやりと考えていました。今がその時です。
しかし、手持ちの7Dではもうきつい。7D MarkⅡならまだ頑張れたかもしれませんが。。。
そこで、新しい一眼カメラの購入を検討してみることしました。スマホの進化を考えれば、一眼カメラを買うのはこれが最後かもしれません。それでも、もう一度だけチャレンジしてみたいと思いました。
物欲の秋。さて、どの一眼カメラを買いましょう?